2021-05-19 パリが動く、針がくるう
何故か、なかば本気で投稿するつもりで、絶対に書くつもりのないことを書き綴ってしまった。
自分の怨念に燃やされて今日は珍しく目にくまができている。くまができることはそんなにないので朝かがみで顔を見てびっくりした。
もう去った怨念の、ゆうれいのしっぽをわたしはときどきまだ見ている。
今日からカフェもレストランも美術館も劇場も解禁!
まだまだわくわくしてる場合じゃないんじゃないの…?といぶかりつつも、あちこちから飛んでくるexpoや催し物の頼りに、ああ、帰ってきた!という気持ちが湧いてくる。
自分でもちょっとびっくり。
この生活がもうちょっと続くことを覚悟しつつも、待ちわびてもいたんだな。
すごーく気になるのだけれど、夏前まで加速度的に忙しくなりそうなのだよな…年間パスを買って入り浸りたいくらいだけれど、この引きこもり期間で腰も重くなっているし、行きたいものいくつか選んでいくくらいにしよう。
しかしすでに予約がどんどん入っているな。
みたいもの早めに決めないと売り切れてしまう。
こうしてニュースレターとしても機能する場所で書くのもいいけれど、やっぱりなんとなく、いろんなひとの日記がうっすらと繋がるくらいの軽さのやりとりがしたい気もしている。 日記をかいて、その日記に誰かが答えるようなこたえていないような感じで書いて、またそれにお返事があったり、別のひとからも返事があったり…と網目状に往復書簡ができるようなやつ。
返事ができる仕組みとしてはMediumがなかなか良かったんだけどな…。
なんて、ひとりで考えているだけで、誰のこともまだも誘っていないし、ただ思いつきを書いてみているだけ。
今年は寒い5月だな。
こちらに来て最初の5年くらいは毎年の季節の様子を予想したりはずしたりしながら「日本とはこういう風に違うんだな」「去年と比べるとこうだから、例年こうなのかな」「いや、今年はまた違った」という風にだんだん統計が重ねられていっている実感があったのだけれど、去年くらいからなんだか分からなくなってしまった。
5年より6年、6年より7年のはずなのに、記憶が薄れていっているというのもあるしだんだんいちいち感覚を季節の変化に研ぎ澄まさなくなったのかもしれない。
もしくは、この1年家にこもりきりだったことでそもそも1年まるごとのことが分からなくなっているのかもしれない。